小説の感想記事をアップしたいと思います!!(ー口ー)ノ
その小説とは
私をここまで孔明好きにした小説。
読んですぐの感想が酷く乱文だったので
寝かせておいたんです。(^^;)
加筆修正して今日やっとアップするわけですが
記事を読んだら
また心の整理がつかないという状況に陥ってます;
それ程心をふるわせた小説の感想記事。
どうぞ↓↓
さて、今日の記事は小説の話です!!
その小説とは以前に記事にしました。
『私説三国志 天の華・地の風』の話!!
何故この話をするのかというと、
最後まで読んだからです!
前回、記事にした時には1、3、4巻しかない〜〜!
絶版したから手に入らん〜〜!
ネットで買おうとしたら最後の方の巻は
凄い高値〜〜〜!
って愚痴ってたと思います。(笑)
(といいつつ、2巻は安かったのでアマゾンで購入♪)
…そう、読んだだけ。(;_;)
図書館で借りてきたの;
書庫にあったらしく、
引っぱり出して来てもらいました。(^^;)
でもまぁ、読めただけまだ良かったよ!
読みたくて探している方、まず手始めに
図書館から探してみてはいかかでしょう??(^ー^)ノ
(今現在はオークションで購入した為
全9巻+外伝まで入手済み)
で、まず過去の記事から読んで頂き…。
(何の話しか分からない人が大半だと思うので
読んで頂けると助かります;)
↓ ↓ ↓
『私説三国志 天の華・地の風』 江森備 (一本目)
http://kamennokokuhaku.seesaa.net/article/16985463.html
『私説三国志 天の華・地の風』 江森備 (二本目)
http://kamennokokuhaku.seesaa.net/article/16987799.html
読みました?
思い出しました??
では、最後まで読んだ感想を書きたいと思います♪
まずラストまで読んだ第一の感想。
ふ〜ん。
そして数秒後、涙。
本当にダーっと;
鬼の目に涙ってやつですよ。(爆)
初めの「ふ〜ん。」は
今思うに唐突の事だったんで
頭の中の情報が整理出来てなかったからです。
で、整理し終わって
なんて結末なんだ!!
って涙したと。(^^;)
内容的な事はネタバレになるので書きませんが
どうしてこうなってしまうんだろう?
って感じでした。
お話を作るにあたって
読者の期待に応じつつ、読者の期待を(良い意味で)裏切れとはいいますが
なんていうんだろう…。
九巻までの大作を読んで来た読者にとっては
少し酷な最後だったかな?
(本当の最後の最後、残り2P。
楊儀の狼藉はやり過ぎ)
孔明も魏延も幸せになっていない。
むしろ、どうしてこんな地獄をみせるのかって感じでした。(T_T)
こんな最後を迎える程彼らは悪い事をしたでしょうか;
(いや、孔明はある意味色々してましたけど。)
そして納得出来なかったのは
その結末を生んだ姜維の行動や心理面。
男(孔明)に貞操を狙われていると勝手に勘違いして
ああいう行動に出るのが理解出来ない;
重要な役回りにしては心理描写が甘かった気もします。
他のどんな脇役にも心理描写が巧みだった作家さんだった為に
その点が悔やまれます。
脇役といえば、孔明のお相手「魏延」が良い男なんですよ!!!
初めは悪役みたいな感じで登場するんですが
終盤は孔明を支える一人の男になっていきます。
(無双の魏延とは全く別人です!!!(爆))
孔明じゃなくても惚れる!
私も惚れた!!(^∀^)
男気!って感じでね〜。
それまでの孔明のお相手だった周瑜とはまた違った男前♪
(魏延はけっして顔が良い訳ではありません;)
1、2巻は周瑜。
3巻からは魏延が孔明のお相手になるわけですが、
1、2巻は甘めな恋愛、(悲恋といえば悲恋なんですけど)
3巻から巻を重ねるたびに陰謀渦巻く展開になっていきます。
(とはいっても恋愛がなくなるわけじゃないです)
周瑜もね、生きていれば孔明を守ってやれたかもしれません。
しかし、たぶん魏延の方が孔明を心の底から守ってくれてる
と思います。
ここまで格好良い魏延を書かれるのは
この江森さんだけではないでしょうか?(笑)
無双の魏延もこんなに格好良かったら惚れるのに〜〜〜!
そしてこの孔明を書いて下さった
江森さんに感謝します。
よくここまで精神的にこじれた
孔明を書ききったと賞賛します。(笑)
こういう性格のキャラ大好きなんで♪
(自分で書くのも好きなら見るのも好き!!)
そういえば、
この作品のHシーンはグロイから嫌だという感想を見た事があるのですが
私はそんな事全く感じませんでした。
むしろ儀式的で綺麗だとさえ思いましたが。(^^;)
Hの描写は最近のBLの方が酷いと思いますし。(笑)
他に特筆すべきはやっぱり江森さんの力量!!
構成力が半端なく、
あの事件がここで絡まって新たな展開になるのか!
など、大変勉強になりました。
文章も非常に読みやすく
分かりやすいので小説に親しみがない方でも
読めると思いますよ♪
(ただし、耽美小説が苦手な男性の方は…
どうでしょう?(笑))
この作品は私の中での小説No.1に近いかもしれません。
いや、一位かな!?(^3^)
一位にしておこう!!
ちなみに、二位は三島由紀夫の『禁色』。
ちなみのちなみに、このブログのタイトル『仮面の告白』は
三島由紀夫先生の小説のタイトルからいただいています。
(ブログはじめる前日に読んだのでそのままタイトルにしたんです;)
ちなみのちなみのちなみに
小説家で一番人間的に好きなのはオスカー・ワイルド!
って誰も聞いてないし、知らないよ;
一度彼について語りたいんだけど
ゲームブログでそれは許されるのだろうか;;;;;
おぉっと、話がそれてしまいましたが
外伝についての記事は早ければ明日にでもアップしたいと思います!!
今度生まれる時は孔明みたいな人間がいい!!


でも読んでみて納得。すごく良くできた小説ですよね〜。
ただし無双をやった直後に読み直すと、魏延が無双ヴィジュアルで頭に浮かんで、走り出したい気分になりました。
花色さんも読まれていたんですか!
やっぱり図書館には置いてある率が高いんでしょうかね〜。
しかも普通の時代小説コーナーに置いてあったとは…;
三国志好きのおじさんがみたら
激しく後悔する事になるんでしょうけど。(笑)
>ただし無双をやった直後に読み直すと、魏延が無双ヴィジュアルで頭に浮かんで、走り出したい気分になりました。
走り出したい気持ち!!(爆)
分かります、分かりますよその気持ち!!!
しかし、小説を読み終わってからは魏延が前より格好よく見えるのもまた事実。(どんな目してるんだ自分;)
三國無双はコス変更がたくさんありますから
その内の一つでも天華コスを…!!
(その場合、あの大股開きのモーションも変更希望。(笑))
ギエンがそんなナイスガイだったとは!
正史でも演義でも、三国志の中で一番好きなのは
孔明なので、
正直ギエンに陵辱される孔明を観ているのが
辛かったのですが・・・
(そう仕向けたのは孔明ですが^^;;)
ギエンはあんな仮面を被ってるけど、
ほんとはイイ奴だったんですね!(違)
ウチの近所の図書館にもあるかな・・・
3、4巻くらいで挫折されていたんですか〜。
ふむふむ。(ー〜ー)
でも、魏延は巻を追う毎に男前になってましたよ!!
あそこまで男前な性格だったら容姿等は目をつぶります。(笑)
>正直ギエンに陵辱される孔明を観ているのが
辛かったのですが・・・
あ〜、孔明の相手は何故、自分じゃないのかって焼きもちをやいて辛かったんですね。(激しく違う)
でも、あんな男前な魏延になら孔明を譲れます!
変な仮面もないし、爪が緑色でもないですから!!!(笑)
>ウチの近所の図書館にもあるかな・・・
ネットを見ていても、図書館で読んだって方が多いですし
探せば結構あると思いますよ♪
新たな気持ちでまた読んでみて下さい!!(^3^)
2日前にお書きになった記事のようですが、是非コメントさせてください。
私も『私説三国志 天の華・地の風』を読んだものですから!!
色々とイワク付きな本だったのですが、「白井恵理子氏の4コマ漫画で紹介されていて、気になったので読んだ派」です。
そうでしたか、アオさんも読まれたんですね(^▽^)
なんだか嬉しいですよ!
私も、各書店やら古本屋やらを探し回り、最後は私立図書館の書庫から出してきてもらいました。
なんとなく、置いてないだろうと予想していたのに、あるものなんですね〜
意識し過ぎて、少し照れながら借りましたよ!
>ふ〜ん。
そして数秒後、涙。
私もそんな感じの反応をしました(>_<)
読んだ直後はアレだったのですが、しばらくすると1巻からの出来事が走馬灯のように甦り、胸が切なくて切なくて…
もともと涙もろい女ですが、しばらく泣きました。
あの遣る瀬無さは、尾を引きます。
孔明先生と魏延が気の毒すぎます!!
何でこんな事に…と、本気で嘆きました。
一人暮らしの部屋で、隣人の耳も気にせず、本に向かって思いの丈をぶつけたものです。
姜維に対し、あれほどの憎しみを感じたのは、後にも先にも、あの本を読んでいた時だけですよ。
自意識過剰の赤眉め〜〜〜(`□´)!!
>脇役といえば、孔明のお相手「魏延」が良い男なんですよ!!!
ですよね〜!
周瑜のこともあってか、最初は嫌な印象だったのですが、後半は惚れましたよ。
そのお蔭で、無双のカタコト魏延が不満でなりません。
あんなにカッコイイこと言ってたのに(T0T)!と。
>他に特筆すべきはやっぱり江森さんの力量!!
構成力が半端なく、〜
最後はやり切れませんでしたが、こんなに尾を引いているのも、作者さんのお力でしょうね。
私の中でも1,2を争うくらいの、とても面白い小説でした♪
ハッ、(°ロ°;)!!
長々と語ってしまいました…すみません。
かなりハマったのに、なかなか話せる相手がいなかったものですから。(笑)
では、お邪魔しました(^ー^)
まるごーさんも読まれていたんですね!
歴史好きの女性が通る道なんでしょうかね〜。(笑)
>読んだ直後はアレだったのですが、しばらくすると1巻からの出来事が走馬灯のように甦り、胸が切なくて切なくて…
そうなんです!!
しばらくしてから、くるんですよ!!!
なんて切ないエンディングなんだよ!酷い〜〜!!(T0T)びぇ〜。
最後を知ってしまった今となってはどのページを読んでも
切なさがこみ上げてまともに読めません;
何の為にオークションで買ったのやら。(笑)
>姜維に対し、あれほどの憎しみを感じたのは、後にも先にも、あの本を読んでいた時だけですよ。
そうなんです。
しかも私、あの小説を読んでから無双の姜維にもちょっぴり憎しみが生まれました;
全く別のものって分かっているんですけど;
でも、そこを堪えて無双の姜維は丞相好き、と言い聞かせてます。(笑)
>そのお蔭で、無双のカタコト魏延が不満でなりません。
本当ですよね。今日、4エンパで南蛮に孔明、魏延で
攻め入ったのですが
「我…戦ウ」、「敵…倒ス」と片言な魏延に泣きそうになりました。(爆)
でも、魏延を救援しにいってしまうのは小説のせいです。(^^;)
>かなりハマったのに、なかなか話せる相手がいなかったものですから。(笑)
そうなんです、周りには中々いないので
是非、皆さんからコメントが欲しかったんです。(爆)
こちらこそ、コメント頂き有り難うございます。(^ー^)
ちょっとスッキリしました〜♪
天の華・地の風の圧倒的な描写力が私は大好きでした。
うちのクラスは今では天の華・地の風ブームが巻き起こっています。
魏延さんかっこいいです!最後なんか最高(?)のラストでした!
「殺さないでくれ!もはや、何の力も持たぬものを!」
諸葛亮さんで一番好きなところは兄と共に周瑜さんの墓を訪れるところです。
政権争いと血にぬれた歴史を見事に表現していますね☆