2006年01月26日

三国志断簡 空明の哥   桑原 祐子

今日は久し振りに歴史漫画について書きたいと思います。

この漫画はまあ、題名から分かるように三国志のお話。
短編が3本と番外編1本ですね。
 「花天月地」
   郭嘉と曹操の話
 「黒風之爪牙」
   夷陵の戦いの前の陸遜の思い
 「信風」
   姜維と孔明の話
 番外編「戀」
   趙雲が格好いいという話(笑)

この中で、私が一番お気に入りなのは「花天月地」(郭嘉と曹操の話)です。
友情なんかとはまた違う、男同士信頼し合った仲と言いますか。
二人の思いが非常に繊細に描かれております。
少し抜粋させていただきますが、郭嘉の台詞―――

 「他人の見ているものを一緒に自分も見てみたいと…
  そんなふうに思ったのは初めてだった」

 「殿と同じ夢を見てみたいと…」 
  
この台詞を星空の下で言うんですが、結構ぐっときます。
郭嘉自身、病でそう長くは生きられないと確信しての台詞ですから、
「夢」は夢のまま終わるんだと思うと少しホロリとします。
その台詞を受けての曹操の台詞―――

 「奉孝…私は夢の破片などいらぬ
  この掌をすり抜けてゆくものに興味はないのだ」

曹操も郭嘉の病気の事を薄々勘付いていながら、
こう言ってしまうんですよね。なんか、せつない。(;_;)

その他に、姜維と孔明を描いた話も切なくていいんです。
師である孔明に「蜀を頼みます」と言われその大役を果たそうとする姜維の、
ひたむきな思いが胸を打ちます。

絵柄自体はさっぱりしていて、描き込みが少なすぎる所がありますが(汗)
おやじも格好よく描いてしまう作家さんなので
読みやすいと思います。興味のわいた方は是非!

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posted by アオ at 17:11 | 大阪 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
こんばんは。

帰ってきて見てみたら、ブログ、直ってました。
この漫画、さすがに把握してません。
「郭嘉」の悪口(笑)を僕のブログで近日中に囲うと思っていたのですが・・・あっ、僕のブログのスタイルとして、「悪口を書く」ということは基本的に「素晴らしい人物であるとして褒める」ということですけど(笑)。
Posted by きよくん at 2006年01月26日 18:12
こんばんは〜。
なおってますか!良かったー。もしや、Macは見れてWinは表示されてないのかも?そんな事あるの?わ、分からん(*_*;)と思案しておりました。しかし、なおってたらいいや(笑)言っていただいてありがとうございました。
郭嘉の悪口!楽しみにしておりますよ(笑)私はどうもゲームや漫画に左右されやすい質なんで、歴史上での事を教えていただけると助かります。なので、きよさんの所で勉強してたり。(^^;)
Posted by アオ at 2006年01月26日 18:22
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